家屋調査

事前家屋調査とは・・・これから工事を行う前に現時点での建物・土間・塀等の状況…例えば、亀裂の入っている場所はないか?もし亀裂があるならば、今後の変化に対応する為、現状の幅・長さ等を測定します。そして記録として写真を撮る作業を指します。

公共事業・民間工事に関わらず、建築工事・土木工事・護岸工事・上下水道工事等に起因して近隣建物および工作物に損害を招くことがあります。当然、工事業者(公共発注機関)も、近隣への影響が少ない工法を採用して行いますが、地盤の種類や状況(護岸・河口近辺・造成地等)、建物の構造・経年劣化を考慮すると、どんな影響が出るかわかりません。また損害を与えてしまったとしても、従前からの損傷であるのか、工事の影響による損傷であるかなど、第三者機関として公平な知見により、適正な判断処理を致します。

水質・水枯渇調査

地盤を掘削する工事の場合、近隣家屋の井戸水の使用状況の有無を確認することも必要となります。なかには上水道を引いておられず、飲料用として井戸を使用されておられる場合や工事により水質が変化し健康を害された場合、井戸水が出なくなり生活に支障をきたしている場合等のケースも考えられますので、工事着手には井戸調査を行うことを、お勧め致します。

騒音・振動調査

特定建設作業には、騒音・振動規制基準があります。地域によって微妙に異なりますが一般的に騒音85デジベル・振動75デシベルが基準となります。測定方法として、官民境界上付近で作業時の単位時間あたりの等価振動測定・等価騒音測定を行い、基準値を超えているか否かの計測を行います。また比較の為に未作業時の暗振動、暗騒音測定を行う場合もあります。
また、予測回帰式を用いて影響範囲の検討にも対応できます。

ドローン調査

当社では屋根などのカメラの望遠機能を使っても目視、調査が出来ない箇所をドローンを用いて、工事の前後で撮影・調査しております。様々な作業現場はもちろん、災害地での調査にも使用できます。ドローンを使用することで静止画はもちろん、動画でも記録・保存が可能です。

※調査にはドローンを飛ばす上でいくつかの使用条件がございます。事前にお問い合わせください。